Staff
Introduction
スタッフ紹介
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スタッフ紹介
企画工務部 所長山﨑 健太2012年入社山﨑 健太
足場をバンっと外した時、何とも言えない達成感と感動がこみ上げてきます。
現場監督の主な仕事は、建物に対して図面を引いてそれを職人さん達に伝え、建物を建てるときの安全管理を行い、無事完成させるというのが現場監督の仕事です。完成までにはオーナーさんや職人さん、社内のスタッフとも何度も打ち合わせを重ねていきます。部屋や外観の色決めなどは、感覚の問題なので、それぞれイメージを伝え合うのがなかなか難しいです。ただ、そういった難しいところを乗り越え、フロアが一つ一つ積み上がっていく様子にワクワクします。
建物を作る時の私たちの想いは、良いものを作ってオーナー様には長く使っていただきたいと思っています。そのためには修繕費がかかるような建物だとオーナー様の負担になりますし、ランニング費用がかかりすぎると建物を維持していくのが大変です。そういったオーナー様の立場にたって考えていくと、自分だったらこうしてほしいという観点で、細部まで見えてくるものがあります。
建物を建てる際に同じ条件のものは、1つとしてありません
私たちの仕事は、設計士から上がってくる図面通りに作っていれば良いというものではありません。図面からは見えてこない、立地条件やその土地の気候など、今までの経験から得たものから課題を予測し、雨漏りやヒビが入らないような長く使える建物を作っていくのです。またお客様の思いと設計者の思いが食い違うこともあります。打ち合わせを重ねていてどうしても安全上お客様の意向に添えないものが出てきてしまった場合は、それを仕方ないで終わらせるのではなく、必ず代替案を提案いたします。オーナー様の思いを感じているからこそ、出来ないでは終わらせたくないのです。
私はもともと父親が建設関係の仕事をしていたということもあり、現場の雰囲気というものはわかっているつもりでした。しかし、職人さん達と一緒に雨の中、暑い中現場にいることで、職人さんたちが本当に現場監督に求めているものは何かが見えてくるようになりました。苦労を乗り越えて出来上がったものを初めて見た時、図面と実際出来上がった建物のスケールの違いを感じ、とても圧倒されたことを思い出します。
現場監督の仕事は場作りだと考えています。建物を建てる際、多くの職人さんたちが関わってきます。彼らはその道のプロなのでもちろん良いものを作ろうと思って参加してくれるのですが、その職人さん達がいかにやりやすい環境を作ってあげるかということが現場監督の腕の見せ所だと思います。皆さんそれぞれプロの意見や見方があります。そういった意見にしっかり耳を傾け、良い建物を作るために何をすれば1番良いのかを、その時その時で決めていきます。
自分1人で作っていると思っていては決して良い建物は建てられません。また計画通りに進まない事はよくあることです。そんな時でも今できる事は何かを考え、機転を聞かせることも必要です。また、どんな問題が起こってもあきらめないということが最も重要だと思います。逃げずに真剣に向き合っていると、必ず助けてくれる人が出てきます。そんな味方をいかにつくるかということが場づくりだと思います。
これから入社される方へ
この業界に入ってどうなりたいかと言う目標をしっかり持つことが大切です。丁稚の時に先輩の言っていることがわからなくても、時間が経てば必ずわかっていきます。最初から自分の価値観を押し通すのではなく、一度決めたらやり抜くと言う気概で入ってきてください。建物を建てると言う事は一発勝負です。成功させるためには建てる前にいかに充分に準備するかにかかっています。また現場ではやり方だけではなく、人間という観点からも多くのことを学べます。厳しいことを並べたてましたが、有澤建設では先輩がサポートをしっかりしていく体制ができています。また飲み会も頻繁にあるので、その時に先輩に悩みを打ち明けることもできます。私たちも先輩に支えてもらいながら育ってきました。そういった文化が有澤建設には根付いています。
