New challenge
産学連携プロジェクト
New
Challenge
産学連携
プロジェクト
現在、さまざまな課題を抱える地球環境問題。
その問題を科学的な視点から理解し、環境と調和した持続可能な社
会の構築に貢献できる人材の育成を目標としている福岡女子大学と
連携し、次世代の建築業界を担う大学生と共に環境と社会、経済に
ついてさまざまな視点から考えていきます。
第一弾プロジェクト
マンション
リノベーション研修
リノベーション・デザイン
福岡女子大学 国際文理学部 環境科学科 若竹雅宏講師の授業「環境生活演習Ⅵ」(2019年度 第2Q)の一環として、「地元企業と地域の関係性からコミュニティのためのデザインについて考える」をテーマに、有澤建設の管理物件である平尾地区物件を対象に、学生と有澤建設選抜メンバーがリノベーションの提案を行いました。また福岡女子大構内にあるグッドデザイン賞を受賞した図書館一体型の新キャンパスを建築の観点から視察を行いました。結果、本プロジェクトは、地元企業や地域が抱える課題を、学生たちが直接体感することに重きを置いた実践教育プログラムにもなりました。
学生ならではの
フレッシュな発想
生徒の方からの提案図面
半年ほどのプロジェクトの集大成として、学生たちがデザイン提案・プレゼンテーションを行いました。それぞれの視点で感じた課題を的確に提案に盛り込んだもので、精度の高い提案をいただき有澤建設メンバーも非常に有意義な時間を持つ事ができました。
生徒の方からの
提案図面
リノベーション・リサーチ
卒論
福岡女子大学 国際文理学部 環境科学科(生活コース)建築設計学研究室の卒業研究テーマの一つとして、有澤建設の管理物件である平尾地区と博多地区の二つのマンションを対象に「民間賃貸型集合住宅における空き住戸の発生要因と空間運用の課題」というタイトルにて学生が卒業研究を行ないました。
卒論
学生目線に留まらない
地域社会のための調査研究
住まい手側は何を求めているのか、一方管理者側はどういう視点で日々管理をしているのか等について調査を通じて把握することができ、その両者の感覚にズレがあるという指摘をいただきました。今後のマンション管理にも応用できる提案と結論を出していただき、有澤建設にとって非常に意義のある研究成果をまとめていただきました。
第二弾プロジェクト
持続可能な
まちづくりの
ための研究
産学連携を通じて
「持続可能なまちづくり」を考える
2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標をSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」と言います。このSDGsは経済、環境、社会の諸課題を包括的に扱い、17のゴール、169のターゲットが設定されていることが特徴です。日本国内での動きでは、内閣総理大臣を本部長とし全国務大臣を構成員とする「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」が立ち上がり、SDGsアクションプランを基に具体的な取り組みを行っています。また、経団連(一般社団法人 日本経済団体連合会)では2017年に7年ぶりに行動憲章を改定し、「〜Society 5.0の実現を通じたSDGsの達成〜」と題し、企業が社会実装を目指す取り組みを推奨しています。大企業だけでなく中小企業においても、企業活動を通して社会課題を解決していくことが求められる時代であり、SDGsが掲げる目標とリンクするようになってきております。この様な中で、100年以上建築産業に携わる有澤建設は何ができるか。「地域活性化のためのコミュニティデザイン」を研究されている福岡女子大学(国際文理学部 環境科学科 若竹 雅宏講師)と協同で産学連携プロジェクトを立ち上げ、経済価値と社会価値を統合する新たなイノベーションを生み出していきます。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは
SDGs-Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)は、2015年9月に国連持続可能な開発サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核をなすもので、17のゴール、169のターゲットから構成されるグローバルな開発目標です。