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安全運転管理者制度 - 有澤レポート
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コラム

安全運転管理者制度

皆さん安全運転管理者制度をご存じでしょうか。

安全運転管理者制度とは、

「自動車の使用者(事業主等)は、一定台数以上の自家用自動車を使用する場合には、自動車の安全運転と運行に必要な指導や管理業務を行わせるため、安全運転管理者とそれを補助する副安全運転管理者を選任して、事業所等における安全運転管理の責任の明確化と交通事故防止体制の確立を図ることを目的とした制度」

です。

社用車を5台以上保有している会社は必ず安全運転管理者を選定しなければなりません。

もし怠った場合、50万以下の罰金が科せられます。

それでは安全運転管理者とは何をするのでしょうか。

安全運転管理者の基本業務は下記9点となります。

①運転者の適性及び法令遵守状況の把握

②運行計画の作成

③危険運転防止のための交代運転者の配置

④異常気象・災害時の安全運転の確保

⑤点呼・日常点検による安全運転の確保

⑥運転前後の酒気帯びの有無の確認

⑦酒気帯び確認内容の記録等及び検知器の有効保持

⑧運転日誌の備付けと記録

⑨運転者への安全運転指導

⑥⑦の業務に関しては今年の4月1日から施行されました。

昨今の飲酒運転事故の状況から追加されたようです。

弊社でも4月から車を使う社員全員に検知器を使ってのアルコールチェック記録を行っております。

これから年末にかけて忘年会シーズンも始まります。

アルコールを分解する時間は男性で4時間、女性で5時間だそうです。

翌日の通勤時にアルコールが残らないように程よい飲み方をしましょう。

もし業務中に従業員が悪質な交通違反・事故を起こしたら、事業所の責任も問われることがあります。

そうならないためにも社内でしっかり安全運転指導をすることが大切です。

みなさん安全運転を心がけましょう。

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