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椅子の話 - 有澤レポート
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スタッフ日記

椅子の話

こんにちは。総務部に1月に入社しました小川です。

あれよあれよと時が過ぎ、あっという間に3カ月目に突入しようとしております。

早く社員のかゆいところに手が届くような仕事ができるようになりたいです!

がんばります!

 

今回はインテリアにおいてとても大事な役割を持つ「椅子」についてお話しようと思います。

皆さんは、お家や会社にお気に入りの椅子はありますか?

 

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実は家具の中でも椅子は、「ストーリーを持つ」ものがとても多いです。

見た目は座面があって足があって、背もたれがあったりなかったりと、単純な構造に見えますが、

デザインをとれば座り心地や使い勝手が悪くなり、座り心地をとればデザインがいびつになってしまうのです。

ずーっと昔から、デザインと座り心地使い勝手を両立した椅子の開発がすすめられてきました。

 

そうやって、有名な椅子が誕生し、今も尚愛され続けているものが多くあるのです。

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そして、有澤建設にはそんな有名な椅子がちらほらとあるのです!

いくつかご紹介します。

 

☆【アントチェアin会長室】

 

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私がまず着目したのは会長室の丸テーブルを囲んでいるアントチェアです。

 

<アントチェア(ブランド名:Fritz Hansen)>

1952年 アルネ・ヤコブセン(デンマーク)により設計。

アルネ・ヤコブセンはデンマークを代表する建築家・デザイナーです。余計な装飾はされずに、使い手を第一に考えた世界中で愛される名作家具を数多く世に残しています。

アントチェアは薄い合板を曲げて造るという当時としては高い技術が使われました。

座ると体重で合板がしなるのが気持ち良いです。

ありんこの形に似ているのでアントチェア。(別名ありんこチェアとも呼ばれます。)

なんと、もともと最初にデザインされたアントチェアは「3本足」でした!

アルネ・ヤコブセンは言いました。「4本目5本目は自分の足があるじゃないか。」

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☆【serie UP 2000 in応接室】

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応接室の角にオットマンが展示されています。

 

 

 

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<serie UP 2000(ブランド名:B&B ITALIA)>

1969年 ガエタノ・ペシェ(イタリア)により設計。

このユニークな形のコンセプトには諸説あります。

(1)母体と繋がった子供

丸のボールが子供で、ゴムの紐が胎盤を表現しています。

(2)女性解放

イタリアでは女性を家庭に縛ることが多く、女性の社会進出を促すことをイメージ

しています。本体の女性と重いおもりで繋がれた女性を表現しています。

 

現在、商品としてはB&B Italla社が販売しておりますが、日本国内のB&B Italla Japan社では未輸入だそうです!!レアですね!!

 

☆【292 HILL HOUSE ラダーバックチェア in総務部横】

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ひっそりと総務部の横にたたずんでいます。

 

<292 HILL HOUSE(ブランド名:Cassina ixc.)>

1890年後半から1900年前半に チャールズ・レニー・マッキントッシュ(スコットランド)により設計。

マッキントッシュは19世紀末から20世紀初めに起こった「アールヌーヴォー(ヨーロッパで開花した国際的な美術運動で『新しい芸術』を意味します。)」の提唱者の一人で、

デザイン・アートの展覧会を数多く開き、名声を確立させました。

スコットランドの100ポンド紙幣に肖像が使用されています。

 

このチェアのオリジナルは今なお、彼が建築したアイスランドのヒルハウスホテルの寝室に置かれています。

その極端なまでのハイバックとデザインから感じられる抽象的な装飾は、この椅子を座るためだけでなく、観賞するためのものとしても考えたマッキントッシュの意図がうかがえます。また最上部の格子に繋がっていく姿には、日本的な美しさも感じられます。

 

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このように有澤建設にはレアな家具がたくさんありました!

他にもあったのですが書ききれないので今回はここまで。。。

 

椅子の奥深さを知って頂けたらうれしいです!

 

お気に入りの一脚を見つけて、長ーく大切に愛用していきたいですね!


 

 

 

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