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コラム
木の話
板そのものの杢目自体の立体感を出す為に、昔から考えられた加工方法を「浮造り(うずくり)仕上」と言います。
浮造り仕上とは木材の表面を何度もこすり、杢目に凹凸を付け年輪を浮かび上がらせる仕上方法で、杢目にはやわらかい夏目とかたい冬目があり、こする事によりやわらかい夏目が削られていきかたい冬目が残り凹凸ができます。
板そのものの自然美や艶を出し味わいが増すことはもちろんですが、住宅床などに使うと木の香りが増したり調湿効果が高まるとも言われています。
また、全国の歴史的な建造物である神社・仏閣でも見かけることはもちろんですが、最近では鉄筋コンクリートの打放しの型枠として使われる事も増えてきました。
専門用語でなかなか耳にしない言葉なので今回ご紹介させていただきました。