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新青果市場卸売場棟新築工事
巨大現場に潜入!「福岡市新青果市場」
こんにちは。
総務部の中里です。
日頃社内での作業がほとんどなのですが、そういった現場を見ることがないスタッフのために
有澤建設では建設中の現場を見学できる機会があります。
そこで、日頃いろいろ疑問に思っていたことを解消すべく
7月3日(金)に現在建設中の新青果市場の現場見学に行ってきました!
福岡市では市内に3ヶ所の青果物を取り扱う市場があります。
※青果市場(博多区那珂)、西部市場(西区石丸)、東部市場(東区下原)
なぜ新たに青果市場を建てるのかというと
現在、この青果部3市場で取り扱われている青果物全体の約9割(!)が博多区那珂の青果市場に集中しているため、
青果市場が非常に狭くなっているとのこと。
また、その青果市場は建築後40年以上経過しており、
施設の老朽化が進んでいるとともに
温度管理施設が不足していること、
青果市場への一極集中化による西部・東部市場の機能低下
などの現状課題を多く抱えているそうです。
このような課題を解消し、今後とも拠点市場としての役割・機能を果たすため、
青果部3市場を統合しアイランドシティ(福岡市東区)において新しい青果市場の設備事業を進めているそうです。
新青果市場は大林・内藤・有澤・飯田・中野建設の複数の企業が施工しています(通称JV)。
共同企業体制度JVとは?
共同企業体(ジョイント・ベンチャー、JV)とは
建設企業が単独で受注及び施工を行う通常の場合とは異なり、
複数の建設企業が、一つの建設工事を受注、施工することを目的として形成する
事業組織体のことをいいます。
今回有澤建設はJVの一員として事業を請け負っています。
そこで、大林組の上田さんに現場案内をして頂きました。ありがとうございました。
それでは、その一部をご紹介いたします。
こちらのテント屋根は、奥のくすんだような色から紫外線により手前の綺麗な白色になるのだそうです。
不思議・・・
卸売場の外壁の一部には博多織模様が施されている粋な演出が・・・ただ↓
なかなか、見つけるのが大変。どこにあるか分かりますか?
右側の緑の部分が通路となっていきます。
この部分はフェロコンというコンクリートに鉄粉特殊合金骨材を混入した、
一体型無機系硬質床仕上げ材により緑色に着色されています。
天井がとても高いです!
規模の大きさを感じさせられます。
リニューアル事業部のベテラン坂井さんは、マイ双眼鏡を持参しいろいろな所をチェックしていました。
建物に対する情熱がとてもすごい方です。
市場会館棟の中には料理教室も入るそうで、
新鮮な野菜や果物を使って調理を学べるということです。
単なる市場ではなく、参加できる市場というのはとても素敵なアイデア!
完成が楽しみです。
開場時期は平成28年1月から3月予定。
九州の青果物流拠点として、市場ブランドの発信基地となることを期待されている現場なので
規模の大きさにも驚きましたが、完成に向けての現場の方々の熱い思いも感銘を受けた一日でした。