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コラム
『木造軸組み工法』ついて
今回は木造軸組み工法(在来工法)のメリット・デメリットについてお話します。
ちなみに、有澤建設もこの工法を用いております。

木造軸組み工法は日本で古くから用いられている工法なので、木造住宅を建築する、メーカー・建築会社・大工など、ほとんどの人が対応できる工法です。
そのために、建築用の部材や金物などは豊富にそろっており、増築やリフォームをする場合にも対応が容易です。誰もが知っている工法である、ということになります。
また構造上、窓などの開口幅も比較的大きく取ることができ、間取りの自由度が大きいのも特徴です。柱や梁などをわざと見えるように施工して、木材の質感の良さを引き出すこともできます。
最近では木材を工場で加工(プレカット)することが主流になっており、加工のばらつきが少なく、工期も短縮されています。
このように書くといい所だらけのような感じになっていますが、もちろんデメリットもあります。
他の工法に比べると工期が長くなる傾向があります。通常は3~5カ月かかる事が多いです。建て替えの場合などは仮住まいの期間が長くなってしまうことが考えられます。
また、柱と梁を組み上げた後、内部を現場で全て作って行くので、職人の技術の差により仕上がりに差が出てしまうことがあります。
現場での作業が多いということは、施工の手間代も多くなるということです。建築費用における施工手間の割合が他の工法よりも大きいと言えます。
ここまでメリットとデメリットを上げてきましたが、最も多く採用されている工法ですので、日本の風土や気候にもマッチした工法だと思います。
建て替え及び新築のご予定がありましたら、ご相談お待ちしております。
企画営業部 平野