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現場レポート
タワークレーンについて
企画工務部の栗原です。
今回は、「タワークレーン」についてお話させていただきます。
街中の比較的背の高い建物の建築現場にて、紅白模様でタワー形状のクレーンを
度々見かけると思います。
このタワークレーン・・・「よく倒れないな」と思ったことはありませんか?
タワークレーンは、タワー部分の支柱と建物本体(躯体)との間を、規定の間隔で「壁つなぎ」
と呼ばれる部材でしっかりと繋ぎ固定しています。
それに加えてタワークレーンの地面の下には、その能力に応じた所定の大きさの基礎構造を
作っていますので、細いタワー本体に対して、足元は建物と同様にコンクリートでしっかりと
固められています。
(なお、製品や設置場所等によっては基礎を設けない場合もあります)
なので、基本的に倒れる心配はありません。
このタワークレーンと建物を繋ぐ壁つなぎを躯体に固定する部分(上の写真のオレンジ色部分)を
「壁つなぎブラケット」と呼び、躯体コンクリートの打設前までに壁つなぎブラケットを設置する位置
に「異形インサート」と言う金具を取り付けます。
ここで注意しなければならないのは、壁つなぎブラケットは向きが決まっている為、
絶対に間違えないようにインサートを取り付けなければなりません。
もし向きを間違えて取り付けると、壁つなぎの強度が低下してクレーン倒壊などの重大事故に繋がる
恐れがありますので、作業時は必ず現場担当者が確認を行っています。
最後に・・・
これからも「ゼロ災害」を胸に日々の安全管理に努め、安全第一で頑張ります!