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施工図について - 有澤レポート
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現場レポート

施工図について

企画工務部の藤吉です。
私たち現場担当者の仕事の一つに、「施工図の作成」というものがあります。
これは、設計図を基として作業着手前に建物の寸法と部屋のレイアウトを確認の上、
各種納まり等を検討し、主にJWCADにて作図します。

そうして作図した施工図を用いて、御施主様や設計監理者、関係業者等と打ち合わせを行い、
関係者の了承後に作業開始という流れになります。

施工図には大きく分けて
①躯体図
②詳細図
の2種類があります。

①躯体図は、文字通り建物の躯体を造るために使用します。

この躯体図で定めた寸法を基に、鉄筋を組んで型枠を建て込みます(RC造の場合)ので、
建物の形状(構造体)そのものを決める重要な図面となります。

②詳細図は、主に内装工事で使用する図面で、部屋のレイアウトを形作る間仕切り壁や
建具の大きさ・納まりを示したものです。

定例会議での御施主様や設計監理者への確認に用いる他、現場では主にA1サイズで印刷して
内装関係業者の職人さんへお渡しします。
その後、職人さんが詳細図を確認しながら壁や建具の造り込みを行います。

このように、施工図が無いとそもそも満足な打ち合わせは出来ず、
良い建物を建てることは出来ません。
現場担当者にとって、非常に重要な仕事の一つです。

私たちは、まず災害防止を目的とした安全第一を旨とする日々の現場管理に努めてますが、
より良い建物を建てるためには、施工図を一つずつ丁寧に描き、誰が見ても見間違いが
発生しない図面を作ることも、とても大切な現場管理業務と言えます。

これからも毎日学びを深め、現場の進行に先んじた施工図作成を行い、高品質な建物を造っていく
ことを続けていきたいと思います。

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