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現場レポート
安全対策
企画工務部の倉中です。
ここ最近、全国的に建設現場での事故が多発しており、ニュースなどの報道を日々見かけます。
工事現場では、品質面の施工技術・管理も大切ですが、それ以上に無事故無災害で
工事を終えることが何よりも重要です。
朝礼、昼礼、KY活動の注意喚起・安全確認を徹底して作業を行っていますが、
今回は建設現場における重要な安全活動の一つである、月一で開催の「災害防止協議会」
について、現場での取り組み状況をご紹介します。
これは、労働安全衛生法第30条の第1条第1項で「協議組織の設置及び運営を行うこと」と
規定された協議会であり、労働安全衛生規則第635条で「元方事業者は(中略)毎月1回以上開催すること」
と定められている建設会社(ゼネコン)が各作業所で行わなければならない基本的な安全活動です。
「災害防止協議会」の主な流れは以下の通りです。
①現場所長による開会挨拶
②新規入場業者の紹介、先月の反省事項(各業者パトロールによる指摘事項)
③当月の議案及び決定事項、工程の説明と各工程における安全対策事項の確認
④作業所(元方事業者・工事施工管理者)からの要望事項
⑤協力業者からの要望事項
⑥質疑応答並びに各業者間での調整・打ち合せ終了後、議事を総括して閉会
この協議会は、作業所の関係業者を集めて一緒に安全意識を高める大事な機会です。
会議に出席した業者担当者から、現場へ入場する作業員全員へ協議会内容を周知徹底することで、
各自の作業のみならず作業所全体の安全対策を共有することができます。
最後に・・・
冒頭でも触れた通り、最近、全国的に建設現場での事故報道が増えており、安全対策について
工事関係者や近隣住民の方からお問い合わせをお受けすることが多くなっております。
今回ご紹介しました協議会や日々のKY活動などを通じて、安全意識を常に高めて事故の無い
現場管理を心掛けていきたいと思います。