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産学連携プロジェクト
城南高等学校フィールドスタディ
皆さまこんにちは。
総務部の石川です。
今年度5回目を迎えました、高校生フィールドスタディ。
今回は、城南高等学校の皆さんにお越し頂きましたので、その様子をご紹介致します。
これまでのフィールドスタディは、こちらからプレゼンを行い質疑応答を交えながら建設業について学んでもらう形式でした。
今回は生徒の皆さんが『若者が就職先として選びたくなるような建設業とはどのような環境か』という、とても魅力的な課題で発表の準備をしてきてくれました。
建設業は人手不足や高齢化が問題となっていますので、それを解決すべく、高校生の視点でどんなアイデアがあるのか、私たちは興味津々で聞き真剣にメモを取りました。
生徒の皆さんが考えてきてくれた内容は….
・VRを利用し、まるで自分が現場にいるかのような体験ができるようにする。
・建設業をアピールするためには、若者のほとんどが利用しているSNSで目を引 く画像や動画をアップする。
・女性の社会進出を目指し、仮設トイレは男女に分け、清潔感UP・匂い対策に力を入れる。
等々、斬新なアイデアを発表してくれました。
有澤建設の分析がとても細かくできていて、それに基づいたイメージアップの方法や私たちではなかなか思いつかないような発想、市場調査から商品開発に至るまで大変素晴らしい内容でした。
ただ建設業ではSNSにおいて、いわゆる“映(ば)える”画像をアップし注目を集めることはとても難しく、その部分はもっと研究が必要だと感じました。
とはいえ、現場の環境や予算を気にしてばかりでは、何も変えられないし変わらない、ということを気づかせてもらうことができました。
ありがとうございました!
建設業のサプライチェーンについて一緒に学ぶワークショップの様子です。
工程の一部分である「型枠」と「鉄筋」の2チームに分かれ、それぞれのサプライチェーンについて考えをまとめます。
最後にチーム代表の生徒さんが発表をおこない、どちらのチームがわかりやすいサプライチェーンであったか私が判定をさせてもらいました。
今回は僅差で鉄筋チームの勝利となりました!
この日は天気が心配されましたが、雨も降ることなく、生徒の皆さんが楽しみにしてくれていた現場見学へ行くことができました。
今回は現場に設置してある『ロングスパス工事用エレベーター(通称:ロングエレベーター)』という、人や資材等の運搬を目的とした建設用のエレベーターに乗って、現場を学ぶという体験をすることができました。
ロングエレベーターの操作盤です。
この操作盤でエレベーターの運転や停止の操作をおこないます。
ロングエレベーターに乗り込み、地上から約8m(建物3階の高さ)のところまで上がりました。
先ほどサプライチェーンで学んだ「型枠」と「鉄筋」を見ることができ、合屋所長から更に詳しい説明を受けました。
今回は女子率が高かったため、高い所への移動や揺れを怖がる生徒さんもいらっしゃるのではないかと心配をしていましたが、全く物怖じせずとても楽しそうに過ごされていました。
内容がギュっと詰まった3時間でしたが、皆さん集中して取り組んでくれ、私たちも大変充実した時間を過ごすことができました。
城南高等学校の皆さん、ありがとうございました‼