企画工務部の津原です。

建物が完成するまでに、私たちはさまざまな検査・チェックをします。
主な検査の流れは以下の通りです。

①【現場着工時】　　　有澤建設顧問による図面チェック
②【躯体工事】　　　　ベテラン所長による配筋検査　
　　　　　　　　　　　　　（各現場ごとに選任し、2～3回実施）
③【配管工事】　　　　設備専門の顧問による配管検査
　　　　　　　　　　　　　（現場ごと2～3回実施）
④【内装工事】　　　　間仕切り検査・木軸検査
⑤【工事期間中】　　　品質パトロール（現場ごと2～3回実施）
⑥【外部足場解体前】　外壁検査
⑦【工事竣工前】　　　竣工検査（社内・設計・施主）

今回は工事竣工前に行う「社内竣工検査」についてご報告します。
竣工検査は最も重要な検査の1つです。
およそ工事竣工の2～3週間前に実施し、建物全体の機能確認から室内の
細かい傷、汚れなどを大勢の有澤建設社員及び協力業者の目で確認して指摘を
上げます。
これは後に控える設計検査や、オーナー様による施主検査の際には建物を
完璧に近い状態でお見せする為に実施いたします。

今回は、西鉄薬院駅近くのテナントビル工事現場で実施した社内竣工検査
の模様をお伝えします。

女性目線でのチェック（企画営業部・小山社員）
※不備のあった箇所はマスキングテープでマークします。

社内検査は顧問や私、津原、工務部長・川端、同じく次長・和田の他、
ベテラン所長数名に電気・設備業者担当など総勢10～20名で実施します。

泰山顧問（設備担当）による検査の様子。

検査完了後、1階に集合して総評を行います。

指摘事項は書面でまとめ、是正完了の後、速やかに報告書を作成します。